2022年5月正副議長選挙
2022年5月18日、午前中に議長選挙への届け出を済ませ、午後1時半から正副議長の所信表明会が議場で行われました。
前野和美一人しか議長選挙に立候補者がありませんでしたが、立候補にあたり所信の一端を申し上げ、議員各位にご賛同をお願いしました。
所信表明全文
皆さんご無礼致します。この度の三重県議会の議長選に立候補させていただきました、自由民主党の前野和美でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
立候補にあたりまして、初心の一端を述べさせていただきまして皆様のご協力をお願いさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 3点申し上げます
まず1点目はコロナ対策であります。
2022年2月上旬をピークとした第6波を経て、行動制限のないゴールデンウイークということで「みえ旅トラベルキャンペーン」も利用され、久しぶりに旅行や会食を楽しまれた方も多いのではないかと思わせていただいております。
感染リスクの高い「オミクロンXE」への置き換わりが進みつつあり、コロナワクチンの効果が下がる6月以降は、重症者が増える可能性も示唆されています。
議員の皆様方におかれましても、不要不急の外出を控えるという事から、県民の皆さまに直接お会いして、生の声を聴く機会も持てないもどかしさの中、ご苦労頂いている事と思います。
議会としても一日も早い収束を願って執行部のコロナ対策に対して議会として様々な提言を行い、機動的な議事運営を通じ必要な施策の実行を推し進めてまいりました、ウイズコロナ・アフターコロナに向けて引き続き全面的支援をしていきたいと思います。
2点目で御座います 議会改革の推進
につきましては、コロナ禍における議会運営に関する様々な取り組みにおいて、オンライン化が進み。オンライン委員会も可能としていただきました。代表者会議や議会運営委員会に置いて試験的に実施する方向が示されています。
このことを踏まえて、今期は、各議員がオンラインによるWEB会議が実施できるよう議員の皆様のWi-Fi環境の整備を確かなものとしてまいりたいと思います。
「第5世代移動通信システム」いわゆる5Gといわれる移動システムに急速に置き換わりが進んでいます。
5Gは、現在の4Gの20倍の速度で通信が可能になりオンライン環境が整えば、県議会棟に参集が困難な状況下でも、WEB会議による全員協議会や委員会も開催可能となります。
その手続きや方法については、代表者会議を通じてご相談をさせていただきたいと思います。
通年制議会のメリットは、議会の意思決定が時の暇をかけることなく迅速に意思決定できるところに有ります。
大規模災害時等において、議場に参集ができない状況が生じた場合。議会が迅速に意思決定するには、本会議のオンライン化こそ重要だと思っています。議論を深める委員会より議決が主である本会議こそオンライン審議になじむのではないかと思います。
課題は、地方自治法において出席は「議場にいること」とされており、法改正が必要になってまいります。
全議連を通じて総務省に見直しを依頼していきたいと思います。
3点目は、今季4年間の議会活動を通して、三重県議会基本条例に基づいた議会活動が積極的に取り組まれていたか・否か、について外部識者にお願いをして、ご意見をいただき、次年度以降の議会活動計画の参考に活用していきたいと思います
最後に、今期の正副議長の皆さんが取り組んでこられた少数会派の皆さんとの懇談会についても、その趣旨を大事にして、引き続き取り組ませていただきたいと思います。
以上で御座いますが、副議長さんにご協力を戴きながら、真摯な議会運営に努めて参ります。皆様方のご支援をお願い申し上げまして所信表明とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
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