紀伊半島三県議会議長交流会
紀伊半島三県議会議長交流会は、三重県が開催県となり、熊野市紀和町ホテル瀞流荘で開催されました。三重県議会からは、前田剛志議長、前野和美副議長、中島年規議員、津村衛議員、東豊議員、大久保孝栄議員、藤根正典議員、山本里香議員、廣耕太郎議員、の9名が参加をしました。和歌山県からは9名の議員、奈良県からは7名の議員が参加して活発な意見交換がおこおなわれました。
三重県議会議長の進行により会議は進み、三重県からの提案は2点、副議長の前野かずみが提案しました。 1番目は、紀伊半島アンカールートの整備促進による国土強靭化及び地方創生の推進について現状と課題は、大規模災害による被災地域への迅速な救援活動や普及・復興活動による救援物資の輸送路の確保のためにも「紀伊半島アンカールート」を早期に整備し、広域的な代替性を確保する必要から熊野~新宮間の早期整備を要求することで意見の一致を見ました。 2点目は、サイクリングによる観光振興・地域活性化について、議題として提案を行いました。三重県内のサイクルイベントとしては、伊勢志摩サイクリングフェスティバルが開催されたり「ツール・ド・熊野」など、様々な自転車レースが開催されており、今後の目標として、平成31年には、「熊野古道世界遺産登録」15周年を迎えることを見据え、三県連携で文化的景観などをめぐる自転車による体験型観光をPRし誘客促進や交流拡大、ひいては、地域の活性化につなげていきたいと三重県から提案をしました。全会一致で2点の提案が採択され総会は終了しました。
第二部では、丸山千枚田保存活動について会長の喜田俊生市から保存活動についての講演を聞いた後、現地調査として、丸山千枚田に出向き見分しました。